山の辺の道と纏向遺跡

黒塚古墳
全長約130メートルの古墳時代前期の前方後円墳で、33面の三角縁神獣鏡と画文帯神獣鏡1面が出土しています。

櫛山古墳
全長155mの双方中円墳。

崇神天皇陵(行燈山古墳)
全長240mの前方後円墳であります。
崇神天皇陵から景行天皇陵までは大小20近くの古墳が集まっています。
実在したとすれば崇神天皇は3世紀後半から4世紀の頃と考えられおり、それ以前の天皇が葛城山のふもとに都を構えたのに対し初めて、三輪の磯城端籬宮に都を構えたとされています。
古事記によると崇神天皇の時代に疫病が蔓延していたが、夢枕に大物主神が、三輪山に大物主神を祭れば国が太平になるといったことが遷都のきっかけになったとしています。

景行天皇陵(渋谷向山古墳)
柳本古墳群の中では最大で、全長300mの前方後円墳で日本でも7番目の大きさの古墳です。
4世紀の古墳としてはわが国随一の大きさを誇ります。
景行天皇は崇神天皇の孫といわれており、日本武尊の父であります。明治時代以前はここが崇神天皇陵といわれていました。

箸墓古墳(倭迹迹日百襲姫命大市墓)
撥型の前方後円墳で、全長278m。全国で10位。
孝霊天皇の皇女倭迹迹日百襲姫命の墓とされています。
最近の年輪年代法や炭素年代測定法による年代推定では、
古墳時代の開始年代を従来より早める説が有力となっておりまして、
箸墓古墳の築造年代は卑弥呼の没年(248年頃)に近い3世紀の中頃から後半と見る説が有力になっています。

日本書紀の崇神紀には、「昼は人が造り、夜は神が造った」といい、
また、「大坂山の石を運び、山から墓に至るまで、人民が連なって手渡した」とあります。

倭迹迹日百襲姫命”は大物主神の妻となりましたがその姿が夜だけ見えて昼間は見えないことから、”倭迹迹日百襲姫命”が大物主神に明るくなってからもとどまってもらうようにお願いしたところ大物主神は次の日の朝、櫛笥の中を見るように言われてこれを見たことろ絹紐くらいの小蛇がいてこれが人の形となり恥ずかしがって御諸山に上ってしまいました。倭迹迹日百襲姫命はこれにショックを受け自分自身を箸で突いて死んでしまいました。箸で自殺したことから箸墓古墳といわれているようです。

埴輪の原型の吉備系土器が見つかっていることからこの古墳は古墳時代の非常に初期の大規模な古墳です。箸墓古墳の後に続々と大規模な古墳が作られていることから古墳時代の幕開けとなる重要な古墳と考えられています。

ホケノ山古墳
纒向型といわれるホタテ貝型で最古の前方後円墳であります。全長約80m。
墳頂部の中央から「石囲い木槨」出土しています。
コウヤマキ製のくりぬき式木棺の破片を、放射性炭素(C14)年代測定法で分析した結果、築造時期が3世紀第2四半期(225~250)頃と判明。卑弥呼が死んだとされる正始9年(248)と一致します。


檜原神社
大神神社の摂社。大神神社と同様に三輪山を御神体としており、現在は山中の磐座(いわくら)を御神体とします。従って、拝殿も本殿もなく、独特の形をした三つ鳥居が立つのみです。付近は、天照大神が伊勢神宮に鎮座する前の宮があった笠縫邑(かさぬいむら)の伝承地で、元伊勢とも呼ばれる。境内からは正面に秀麗な二上山を望められます。

玄賓庵(げんぴんあん)  
平安時代に桓武・嵯峨天皇に厚い信任を得なが
ら、俗事を嫌って三輪山の麓に隠棲したという玄賓僧都の庵の跡です。
能『三輪』の舞台となり、
もと三輪山の檜原谷にありましたが、明治の神仏分離で現在地に移されました。
平安時代作の木造不動明王像(重要文化財)や玄賓像を祭っています。

能『三輪』あらすじ
 三輪山に庵を構える玄賓僧都のもとへ、毎日、閼伽の水を持ってくる女がいた。今日も庵を訪れた女は、罪を助けてほしいと玄賓に頼み、衣を一枚恵んでほしいと言う。玄賓は衣を与え、女の住処を尋ねると「我が庵は三輪の山もと。恋しくば訪らひ来ませ杉立てる門」という歌の通り、その杉立てる門を目じるしにおいで下さい、と言い捨てて姿を消す。(中入)
玄賓が訪ねると神木の杉に与えた衣が掛かっていて、その裾に「三つの輪は清く浄きぞ唐衣。くると思ふな取ると思はじ」という一首の和歌が記してある。やがて神霊が烏帽子・狩衣の男装姿で現れ、神も衆生を救うためしばらく迷い深い人間の心を持つことがあるので、その罪を助けてほしいと言う。そして三輪明神の妻訪いの神話を語り、更に天照大神の岩戸隠れの時に舞われたという神楽を奏するが、夜明けと共に消えてゆく。

大神神社 
大神神社は日本最古の神社とされています。
円錐形の三輪山をご神体として大物主を祭っている神社です。
拝殿は4代将軍徳川家綱の寄進により、寛文4年(1664年)に造営したものであります。
大物主大神は酒の神でもあることから、造り酒屋の軒先に吊されている杉玉はここから授与されます。


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奈良入門ガイド

Author:奈良入門ガイド
歴史のもっとその奥へ!!

「歴史や寺社に興味のない人も、楽しくためなるご案内!」をコンセプトに、奈良入門ガイドや入門講座をやっています。
歴史文化を、どう日本人の糧と薬に出来るか日々模索中。歴史の心を全国に広め、世界の秩序向上に貢献出来れば幸いです。
「人々の安全保障」(全生物の、生活と生存を守ること)に貢献する事を、当面の目標としています。
奈良大学卒、奈良検定最上級、京都検定初級。

歴史精神文化というツールを用い、世の安寧を目指してゆければという願いを込め、京都の「平安」と奈良の「寧楽」を合わせて「安寧会(あんねいかい)」と名付けています。

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